金曜日にいくつかの衣装を製作させて頂いた舞台。ちはやぶる神の国を銀座博品館劇場で観てきました。
美しい芸術の舞台そのものでした。
劇中での人間国宝の大倉正之助さんの生演奏は魂が震えるようななんとも素晴らしい空気感。

蘭丸の私はどのくらい生きたかではなく、どう生きたかというセリフ。
弥助のクリスチャンだから自害はできないけど最後まで戦うという勇ましい姿など、何十人もの役者さんがそれぞれの小姓や武将の生き様を演じている姿がすごい迫力で圧倒されました。太平の世の為、信じた人の為であっても自分でどうしたいかどう生きるのかを自分で決める。
そしてそこには深い愛情が必ず奥にある。
色々なメッセージがある魂の舞台。
風の時代と言われるこの時代。会いたい人に会って行きたいところに行く。
ここに深い愛情がある時代であってほしいと願います。

写真は脚本を書かれた草部文子さん(奈美木映里さん)こんな素晴らしい舞台に携わることができて心から感謝申し上げます